別名 極楽鳥花 (ゴクラクチョウカ)
ゴクラク? というので仏教でいう極楽浄土と直結させてしまいがちですが、
誤解です( ´艸`)
ニューギニアなどに生息する美しい鳥に似ているところから名づけられました。
なんだか、緑濃いジャングルの中でひときわ目立つ存在感です。
ロサンゼルスオリンピックでは
表彰台に上がった選手にブーケにして渡されていたのをよく覚えています。
イメージ的に欧米には見られない花と勝手に思い込んでいました。
長持ちするので日本では生け花などによく使われていますね。
いろいろな流派の活け方がありますが、
大掛かりでダイナミックな活け方によく使われているのを華展で見かけます。
周年咲きですが、夏は枯れ気味で、今の季節が一番きれいに咲いてくれます。
お正月に飾る花として需要が多く、これからが出荷が盛んになり、
八丈島の町の花のシンボルにもなっています。
観光バスの車体にもこの花の絵が描かれていますね。
島の中を歩いているとあちこちの畑や庭でよく見られましたが、
花卉園芸農家の後継者不足も重なり、最近は少なくなったように思えます。
安い輸入物に押されてきたのかもしれませんね。
植物公園の中では見られますのでこの名前をぜひ思い出してくださいね♪
空港の売店でも時おり売られていますのでおみやげにどうぞ。
ただ、とんがった花先でお隣りの人に迷惑かけないよう注意が必要です。
花言葉は「気取った恋」「恋する伊達者」「輝かしい未来」「寛容」
原産地 南アフリカ喜望峰、バショウ科