島の里芋、島の椎茸、冷凍しておいた島の生姜、島の明日葉、
これにゴボウ、ニンジン、きくらげを加えて麦雑炊を作る準備。
山の中に住んでいた頃は
自然の中に生えているキクラゲも使ったなぁ。雑菌処理が必要だったけど。
そういえば、芋の皮をこそげ落とすのを
島の言葉で「芋をきしょげる」と表現していたっけ。
母の年代の人の包丁の持ち方にも特徴があって、
包丁の柄の先(下の部分)をしっかりとまな板につけて包丁を斜めにたて、
包丁の刃の先の背中側を握って芋をきしょげていた。(わかります?苦笑)
包丁を持つ手が滑らないよう、包丁をしっかりと固定させておいて、
滑りやすい芋の皮をこそげ落とすのに合理的な方法だったのでしょう。
そのやり方を東京でやったら、包丁の持ち方がおかしい、と言われた(^_^;)
明日葉と島の里芋の入った「麦雑炊」召し上がれ♪(画像拡大可)
これに富次朗商店の古漬けたくあんを付け合わせるのが私の必須条件。!(^^)!
さらに美味しい昔ながらの島の麦雑炊と言えば、
シタダミ・ヒラミ(貝類)が入ったものが絶品!
なかなか手に入らないものですが、アサリのむき身でも代用できそうです。
人によっては岩ノリ、ハバノリを加える人も。
叔母は正月に食べたミカンの皮を軒下につるして干し、それを細かくカットして
雑炊に混ぜていました。ビタミンたっぷりで風邪予防にもなりそうです♪
基本はみそ味ですが、各家庭の味がそれぞれにあって面白いものです。
島で麦雑炊が食べれるところと言えば、「いそざきえん」
そこでもお店手作りの島たくあんがついているのでぜひご賞味ください。^^