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アオゼ 

八丈島近海 アオゼ (アオダイ、ウメイロ)

地のものはやはりおいしいですね。

なによりみずみずしくて新鮮です。

島の魚を食べるのも久しぶりです。

焼き魚や煮付けにもいいですが、アオゼの刺身はおすすめです。

刺身醤油にはもちろん、島とう(唐辛子)つけて。♪ 

 

 

アオゼの島寿司  

魚はヅケ、ワサビ代わりの和辛子、甘酢が基本の島寿司。

近年はネットで拡散されて全国どこでも楽しんでいるようです。

ヅケ汁は、

醤油+日本酒+みりん少々に漬け込み、少しおいてザルなどにあげます。

醤油のみだと辛いかもしれません。

今日は余った甘酢を少し漬け汁に混ぜました。

ものにもよりますが、私は漬けたらすぐにザルにあげることもあります。

見た目が黒すぎ、本来の魚の味を確かめたいこともあるので、

人それぞれのやり方でいいでしょう。

 

最近、トビ(飛び魚)やムロアジにお目にかかりません。

塩干し、くさやの原料になるものが不漁のようです。

加工業者も困っちゃいますね。

 

日本全国、漁業従事者の後継者不足も危ぶまれています。

どこでも漁師さんの高齢化が問題になっているようです。

船を一艘持つことは、大変なお金がかかります。

家を持つことと同じようなもの、それ以上かもしれません。

塩害や維持管理費も相当の費用がかかるでしょう。

島から本州市場までの輸送燃料費もすごいと聞いています。

従事者たちの身の保証もしなくてはなりません。

全国ニュースで海の男たちの海難事故が起こるたび、

身を削られる思いです。

 

島では魚がけして安くはありませんが、

おいしくいただけるのは漁師さんたちが頑張ってるおかげです。

くれぐれも事故には気を付けてくださいね。

 

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