三原山の頂上にそびえ立つ塔ふたつ、
西日が差して山が浮き上がって見えたので、
我が家の2階の窓から望遠で写しています。
こうしてみると、だいぶ土砂崩れがありますね。
たまにお仕事で行かれる方、お気を付けください。
超短波無線局とか、中継局としていろいろに使われているようです。
防衛、防災、船舶、航空機、他の用途もありながら
NHKやFM東京、在京民放各社など電波受信の役割も兼ねているようです。
遠く小笠原諸島ではここの電波を経由して海底ケーブルで配信されているようですよ。
実は私が中学生の頃までテレビはNHKしか映らなかったんです。
その割にはプロレスやらウルトラマンやら
チラチラ雪が降ってるような画面で民放テレビを見てたんですけど。
三原山頂上へ行くルートはいろいろあると思いますが、
横間道路から大阪トンネルを出てすぐ左の道の人捨て穴、伊郷名地区への防衛道路に入り、
途中でまた横道にそれるとこの中継局に行けたような。
しばらく行ってないのですが、そこからだったか、
三原山頂上の小さな平地で八丈富士、八丈小島の絶景を眺めたことがあります。
この無線中継局の施設には普通には入ることができませんが、
なぜか2度ほど入ったような記憶があります。
学校の見学会だったのか…
八丈島空港航空局で一時期お手伝いしていたこともあったので、
点検のお供をしに行ったかもしれません。
東山(通称、三原山)標高約700m
カルデラ式で山が重複して複雑になっているので、場所によっては携帯が使用できないこともあります。登山される方はツアーガイドさんを頼まれることをお勧めします。
防衛道路: 太平洋戦争時、他の道路が遮断された場合に備えて作られた。
サイパン、硫黄島から日本本土への米軍の攻略に備え、防衛道路沿いには多くの洞窟・地下壕(防空壕)が掘られて今にその名残が残されている。 古くなって危険なので中には入らないように。
人捨て穴: 大飢饉があった時に、口減らしのために人を捨てたとされるが、
実際にあったかどうかは定かでなく、数十年前の人気テレビ、川口浩探検隊のスペシャル番組で探検したところ、人骨を発見するに至らず、物語が過度に作られていった可能性もある。不確かなことは語られて欲しくないというのが正直なところ。
ガイドブックからも案内看板も外してほしいというのが正直なところ。
何もよく知らない観光客が面白半分でSNSに載せているので危惧しているところ。