久しぶりにお刺身にしました。
父がいるうちは刺身は欠かせなかったのですが。
八丈島近海、地のものですが、意外にも買うとお値段が高いです。
でも、新鮮な魚を食べられるんだから何よりもありがたいですね。
東京で暮らしている時に買った刺身は味気ない気がしました。
ちょっと、ゴムを噛んでるような気分でした。。
新鮮なものは柔らかくて甘味さえも感じます。
昔は島にはたくさんの魚屋さんがあちこちにあったものです。
店先には氷と水がふんだんに使われて樽に入れられ、
たくさんの生きた魚など釣れたての魚が並んでいました。
うちのおじさんも魚屋兼肉屋を営んでいました。
その場でさばいて木や竹皮のシート(経木=きょうぎ)に包んでもらったり、皿持参でした。
父が釣り上げてきた魚も加わり、
我が家の夕飯はいつも、さかな・さかな、でした。
きょう買ってきたのは
右が「おおひめ」、左が「アオゼ」
(。´・ω・)ん?ん? おおひめ???
あ、別名「クロマツ」か。
オオノマやオオマスやら地方名もあってややこしいですが、
ヒメダイに似て、カルパッチョやソテー、霜塩焼きにしておいしいです♪
「アオゼ」はアオダイでオオヒメと同じくスズキの仲間ですね。
こちらもオオヒメと同じようにいろいろに食べれておいしいです。
けっこう島寿司にも使われています。あっさりしてますからね。♪
きょうは海の幸、頂きました。
醤油にはワサビとともに冷凍しておいた島とうがらしを加えました。
(≧▽≦) きた~~ぁ~~!!
島とうがらしを触った手で目をこすらないよう気をつけましょう。(^◇^)
※ 経木(きょうぎ)とは…
木を薄く削ってシートにしたもので昔は肉や魚、おにぎりなどの包装に使ったものでした。
プラスチックトレイなどに変わりましたが、
大量のプラゴミ問題を抱える現在、土に還るものとして見直されてもいいかもですね。
現代の人は中華ちまきを包んでる竹皮シートを連想すればわかりやすいと思います。
抗菌作用があるとも言われていますね。