八丈島といえば「くさや」です。
意外に思われるかもしれませんが、私は頻繁にはあまり食べません。
宴会があったり、居酒屋さんでは食べますが。
父の時代には酒の肴として食卓には当たり前に出ていました。
現代のようにつまみになるものがたくさんあった時代ではありませんでした。
最近の若者には嫌いな人もいるかもしれませんが、
絶対に欠かしてはいけない伝統食品です。
製造元のくさやの漬け汁は発酵品として価値のあるものです。
お店をたたむ場合でもくさや汁を買い受ける人を探すほどです。
うわずみ液はビタミンミネラル、アミノ酸がたっぷりとされ、
古い時代には風邪予防に飲んでいたとも聞いたことがあります。
久しぶりに焼きましたが、
(≧▽≦) 匂い、けっこう、きますねぇ~…
グリルや網で焼くと焦がすこと多くてけっこう難しいです。
均一に焼けるオーブントースターを使うことをお勧めしますが…
トースター庫内の残り香は責任持ちません。(≧▽≦)
頻繁に焼かれる方は専用のトースターをお持ちになられることをお勧めします。
お好みでマヨネーズ・七味を添えるといいでしょう。(^^)
いくつかの製造元があり、微妙に味の違いがあります。
同じ製造元でも塩水調整や漬け込み方等によっても味が変わるとされます。
今日は藍ヶ江水産のものを使いました。
うん? 魚肉が柔らかくて半ナマ、一夜干しのようです。
本来のくさやは保存食としてカラカラに干されたものですが、
柔らかいのは日持ちがしないのか、以前は店頭に並びませんでした。
真空パックに変わって販売可能になったのかもしれませんね。
実は私、半ナマのほうが肉厚ぽくて食べやすくて好きです。
まだ表に出ない頃、くさやさんに勤めていた知り合いが
作りたての半ナマくさやをよく持って来てくれたものです。
島外出身の主人もたいそうお気に入りでした。
東京で、
窓を閉め切る冬ならご近所に迷惑かけないだろうと思って焼いたのですが、
なぜか、同じものなのに味が違いました。
やはり、島に居てこそ、島の焼酎片手にこそ、くさやが合うんだ!
という私なりの結論に達しました。
くさやを食べるなら🌴八丈へ行こう!❣ (^o^)
なぁ~んて言いながらも、東京の島料理のお店に仲間たちと入ったっけ。
しかし…
そのお店が入ってたビルの中、臭いが充満してたなぁ。
お店は夜の部だから昼の勤め人たちは帰った後だろうけど。。
ついでに「くさやチーズ」も買ってきました。
ああ、これも藍ヶ江水産から出ているものですね。
我が家から歩いてすぐにお食事処がありますが、スーパーでも売っています。
お泊まりのお客さんが買ってきて、
よくお部屋で焼酎やビールのつまみに食べてるようです♪
ああ、生くさやを焼く場合に限っては階下の女将に声かけてくださいね。
下の台所で焼きますから。(≧▽≦) 臭ぁ~いですから。笑
ちなみに真空パック入りの焼きくさやも売ってて、そのまま食べれますよ。
焼きたてが一番おいしいのですがね。^^
「くさやピザ」、生地からつくりました。
(゚Д゚;)えっ⁉と思われるかもしれませんが、これを出してる店もあるんですよ。
同じく発酵食品のアンチョビの代わりと思えばいいんです。
同じく発酵食品のチーズと相性抜群です。
※注意
焼いたくさやをほぐして、骨をしっかりと取り除かなければなりません。
熱々のチーズとともに口にした時、骨が入っていては危険極まりません。
作る時は十分に気をつけましょう。お子さんやお年寄りには特に危険です。
くさやチーズと頂いたワインをお供に🍷今夜の晩餐です。♪