東京文化財ウィーク公開事業として、
八丈町教育委員会・八丈島文化協会後援で、
八丈島の民謡保存会の公開練習を観てきました。
(2024年は2022年のミスプリントです)
知り合いが太鼓をたたくので、
ここのところ太鼓にはトンとご無沙汰していたので応援に行きました。
私も基本的なものは若干叩けるのですが、
久しぶりにいろいろなグループ、いろいろな叩き方を楽しんで参りました。
子供たちも参加し、高齢の方々もたくさんの人が叩けますが、
中心となる中間世代の人たちの顔ぶれが私の世代からは変わってきていて、
時代の流れを感じました。
八丈太鼓、
全国的には太鼓愛好家には「知る人ぞ知る」の地味な存在ですが、
両面から二人で打つのが特徴で、
同じリズムを繰り返す下拍子に合わせて、
上拍子は自由に好きなようにその人の思い思いに叩き出します。
いつか機会がありましたらまたご紹介しましょう。
太鼓を打つ手を緩めて、合間に歌も加わります。
歌い方はそれぞれ歌い手によって微妙な独特感があります。
哀愁を帯びた唄のあとは徐々に太鼓の手を早めてメリハリをつけます。
忙しくしている身ではありますが体調を少し崩していることもありまして、
残念ながらここで私は帰ることになってしまいました。
次の出演者の方、ごめんなさい。。m(__)m
でも、八丈島出身の方への懐かしい望郷の念を思い起こさせるために、
この後の民謡プログラムを載せておきましょう。
「八丈ショメ節」
七七七五調で即興で自由に唄うショメ節、
お祝いの席ではみんなで回して歌ったものです。
八丈島の習慣を歌にしたり恋唄にしたり、
流人文化の影響か各地の民謡をもとにしたり、時にはお笑いにしたりと、
さまざまに唄われていますが、最近の若者は歌うのでしょうか?
ちなみに私が歌うと歌謡曲調になってしまいます。(´艸`*)
左: 春山節
これは日本の田園風景と人を思うこころをうたった素晴らしい唄です。
日本の民謡百選にお薦めしたいほどの牧歌的詩情あふれるものです。
でも、節まわしが難しくてどんなに練習しても私には歌えません。
今現在歌える人の多くの音声を録音保存しておくことを強く求めます。
右: いもめとてがめ
よくよく見ると、こわいこわい歌詞ですが、
風刺のきいた口説き、お囃子で、
仕事の手をリズミカルに進める歌ということでしょうか。
今は亡き熊おじの率いた後継者たちが守ってくれています。
(各画像タップして拡大OK)
おまけ:
この右の人、だれ?
おかあちゃん?
げっ… わたしだあ! (゚Д゚;)💦
📷(2~3年前 お泊まりのお客さん撮影)