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おがさわら丸 

東京から南へ約1000㎞にある世界自然遺産の小笠原。

その3分の1の地点にある八丈島に、

1年にたった1度、この時期に寄港する「おがさわら丸」です。

この日を逃すと、小笠原に行きたくても一度東京まで出なくてはなりません。

八丈島では小笠原親善訪問団として、

今年は6月20日~25日に実施されました。

年に一度のチャンスなので八丈島の港はお祭り騒ぎです。

 

太平洋戦争中、激戦地となった硫黄島では尊い多くの命が失われ、

戦後の小笠原は米軍の占領下におかれて、昭和43年の日本復帰までに、

島民の多くは故郷に帰ることが叶えられませんでした。

その間、この八丈島で暮らす人も多くいました。

船上では戦没者慰霊追悼式も行われるそうです。

 

平成23年6月には小笠原が世界自然遺産にも登録されましたね。

自然美や多様な生態系の保護に向けていろいろな体制を整えているらしいので、

観光で行かれる方は十分に決まりごとに従うようお願いいたします。

また、つい最近になって、

小笠原諸島の東側に大陸棚が幅広く広がってることに合わせて、

鉱物資源などの調査がされる予定になっていることがニュースで伝えられました。

これからも小笠原に注目です。

 

さて、私は船に弱くて、しかも年齢的にも厳しくなってきたので、

小笠原には一度も訪れることなく終わりそうです。

知り合いが行ってきましたので写真をお借りいたしました。

皆さんも行った気分を味わってくださいね。とても暑かったそうですよ。^^ 

 

 

 

 

 

 

いるかちゃん。

 クリックして画像拡大できます。

 

真夜中、カメの産卵にも立ち会いました。

 

こんな場面に出会うこともあるそうです。

 

写真提供された方、ありがとうございました。(^-^)